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茂谷山 (能代市) : ウィキペディア日本語版
茂谷山 (能代市)

茂谷山(もややま)とは、秋田県能代市の山である。遠方から見ると、米代川南方台地上にあって綺麗な三角形の山に見える。
== 特徴 ==
能代市の鶴形、大台野の台地の林道の奥にある標柱と鳥居が登山口となっている。およそ15分程度で山頂に到達する。神社の裏には四等三角点がある。
山頂には、小学校の登頂記念の碑や嘉永3年の石灯籠、石碑、神社があり、能代の町や白神山地を遠望できる。
以前は、能代市の鶴形と二ツ井町の富根の境界線上にあって、鶴形と富根の人が参拝していた。
茂谷山の北方には、里山林保全整備事業「湯ノ沢」があり、住民の憩いの場や教育の場として里山が整備されている。里山は育成の森、探検の森、実りの森、記念の森に分けられ、それぞれの森を徒歩で移動できる林道があり、また四阿やトイレも整備されている。ここには、旧富根小学校の学校林がある。
茂谷山の北東のため池近くには、エヒバチ長根窯跡がある。これは、鎌倉時代前半の窯跡で。昔からすり鉢(エヒバチ)に似た破片が見つかり、エヒバチ長根と呼ばれていた。発掘調査では3基の窯跡が確認されており、生産された器種は、甕、片口鉢、鉢、四耳壺から経筒容器など8種ほどである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「茂谷山 (能代市)」の詳細全文を読む



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